日本の都道府県の中で最も面積が小さいことで知られている香川県。とはいうものの、そんなことを意識させないくらいに香川県には数多くの魅力的なスポットがあります。例えば、県庁所在地でもある高松市には国の史跡に指定されている高松城があり、琴平町には毎年多くの人が参拝に訪れる金刀比羅宮があります。面積が小さいといえども、観光スポットの多さなら広大な土地を持つ他県にも負けてはいないでしょう。そんな香川県ですが、本土だけではなく、香川県が面している瀬戸内海に浮かぶ島々にもたくさんの魅力が詰まっていることはあまり知られていません。瀬戸内海には大小含めて100を超える島が存在しているといわれており、その一部が香川県に属しています。

香川県にある島の中でもとりわけたくさんの魅力が詰まっているのが小豆島です。小豆島では温暖な気候を活かしてオリーブやミカンの栽培に力を入れており、オリーブに関しては国内でも有数の出荷数を誇っています。そんな小豆島の魅力は緑豊かな自然が広がるのどかな風景。海辺の景色がとても美しく、小豆島は映画のロケ地としても活用されているほどです。また、香川県の島といえば直島を忘れるわけにはいきません。直島は芸術の島とも呼ばれ、島内の至る所に現代美術アーティストによる芸術作品が展示されています。芸術に興味があるのなら一度は訪れたい、直島はそんなスポットだといえるでしょう。このように、香川県は周辺に浮かぶ島々にも魅力が豊富に詰まっており、日本一面積が小さい県であるということを忘れさせてくれます。